毎日愛犬と一緒寝に寝てるよって方も多いと思いますが、実はそれ、やめたほうがいいかも・・・
というのも、愛犬と一緒に寝ていると、愛犬や飼い主が死亡する可能性があるから。
それは、言いすぎだよ!って声も聞こえてきそうですが、実際ネットでは愛犬が死亡した事例が報告されています。
また、愛犬だけでなく、飼い主にも死亡するリスクがあるので本当に注意が必要。
愛犬と一緒に寝ることでどんなリスクがあるのか、愛犬を死亡させないための注意点や解決策を詳しく解説していきます。
犬と一緒に寝るは危険?死亡する可能もある?
まずは結論です。
[ani color=#FFFF00 sec=2.5]犬と一緒に寝るのは、飼い主と愛犬、双方にとって死亡する危険があるのでやめたほうがいいです[/ani]。
愛犬と一緒にベッドで寝るのは、多くの飼い主さんにとっては幸せな時間ですが、実はいくつかのリスクがあるんです。
まずはなぜ愛犬が死亡するリスクがあるのか、みていきましょう。
愛犬が死亡する可能性:窒息や落下
犬と一緒に寝ることで、窒息して死亡してしまったり、落下して死亡してしまう可能性があります。
これは特に小型犬や子犬にとって大きな問題です。
寝ている間に人間が無意識に寝返りをうって、愛犬を押し付けてしまってたり、犬が布団の中で動けなくなって窒息して死亡してしまうことがあります。
また、高いベッドから犬が落ちて死亡する可能性もあるし、運よく死亡しなかったとしても骨折などの大きな怪我をすることもあります。
犬と一緒に寝る場合には、ベッドが低く安全な環境を整えること、小型犬や子犬では特に注意が必要です。
実際の死亡例
SNSやYahoo!知恵袋でも実際に愛犬が死亡した事例が報告されています。
- 生後間もないチワワと一緒に寝ていて、寝がえりをうったらそこにワンちゃんがいて、窒息死させてしまった。
子犬や小型犬だと、寝がえりをうった際に、うっかり下敷きにしてしまう可能性があるですよ。
中には、ヒヤッとした事例の報告もあります。
愛犬が足元で寝ていて、気が付いたら足が愛犬の首元へ。
愛犬は息ができなくて慌てて飛び起き、事なきを得たそうですが、一歩間違えば大きな事故になっていた可能性がりますね。
飼い主が死亡する可能性:感染症やアレルギー
愛犬と一緒に寝ることで死亡するリスクがあるのは人間も同じ。
実際、愛犬と一緒に寝ることでどんな危険があるのか見ていきましょう。
感染症のリスク
愛犬とのふれあいは癒やしですが、実は病気のリスクも伴います。
特に、愛犬と一緒に寝ることで、様々な感染症にかかる危険があります。
犬は外で遊んだり他の動物と接触したりすることが多いため、その体には細菌やウイルスが付着していることがあります。
これらの微生物は、人間にも感染することがあり、特に免疫力が低い人には重大な健康問題を引き起こすことがあるんですよ。
病気の例としては、カリフォルニア大学デービス校の研究によると、犬と寝ていることで感染する「カプノサイトファーガ・カニモルサス」という細菌があります。
この細菌による感染は、非常に稀ですが、感染すると重症化することが多いので要注意。
感染防止のためには、犬が外から帰ったら足を洗う、ベッドに上げる前に清潔にするなど、日頃からの注意が必要です。
アレルギーと呼吸器問題
愛犬と一緒に寝ることによって、アレルギー反応や呼吸器に関連する問題が起こることがあります。
これは、犬の毛、フケ、または唾液に含まれるアレルゲンがアレルギー反応を引き起こすことが原因。
愛犬をこまめにお風呂に入れたり、散歩から帰ってきたら拭いたりすれば大丈夫なのでは?と思ってしまいがちですが、愛犬を清潔に保っていてもどうしても避けられない問題です。
特に、喘息などの呼吸器疾患を持つ人にとっては、注意が必要。
犬の毛や皮膚から落ちる小さな粉(フケ)が空気中に浮かび、それを吸うと、喘息が悪化してしまうから。
対策としては、犬を寝室に入れないようにし、部屋の掃除をこまめにすることが大切です。
これにより、空気がきれいに保たれ、健康を守ることができます。
長期的な健康への影響
愛犬と一緒に寝るのは、睡眠の質を低下させる可能性もあるんです。
特に睡眠が浅い人は、夜中に愛犬が動いたり、鳴いたりすることで何度も起きてしまって、疲労感が抜けず、日中ぼーっとしていまうことにつながりかねません。
そうなると、仕事でミスを連発したり、最悪居眠り運転をしてしまう、なんてことも。
また、愛犬と一緒に寝ることで、免疫機能の低下や心血管疾患のリスクが高まることが研究で指摘されています。
適切な睡眠は全体的な健康と密接に関連しているため、愛犬と一緒に寝ることで、質の高い睡眠が得られない場合は、別の方法を考えるべきです。
愛犬を死亡させないための対策
愛犬と一緒に寝るのを避け、お互いに安全で快適な睡眠を確保するためには、一緒に寝るのをさけ、愛犬の安全確保が重要です。
ここでは、犬専用の安全な寝場所の設置と夜間の安全対策についてアドバイスします。
愛犬専用の安全な寝場所の設置
愛犬にとって安全で快適な寝場所を設置することは、死亡してしまうリスクを避ける上で非常に重要。
愛犬用のベッドを用意し、寝室の一角に配置することで、犬が自分の場所で安心して眠ることができるようすることが大事。
犬用ベッドは、サイズや素材に注意して選ぶことが大切です。
また、ベッドの周りには柔らかいマットを敷くことで、夜中にベッドから落ちたときの怪我を防ぐことができます。
夜間の安全対策と教育方法
専門家のアドバイス
専門家たちは、犬との一緒に寝るリスクについて多くのアドバイスを提供しています。
ここでは、専門家の見解と犬の行動学から見た影響について解説します。
獣医師の見解
獣医師たちは、愛犬と一緒に寝ることに伴うリスクをしっかりと指摘しています。
特に、感染症やアレルギー反応、そして不慮の事故による怪我の危険性があるとされています。
具体的な事例も報告されています。
カリフォルニア大学デービス校のBruno Chomel教授による研究では、愛犬と人が一緒に寝ることで、ペストやMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)などの感染症が伝わるリスクがあることが示されています。
特に印象的なのは、愛犬から人に直接感染した実際のケースが報告されていることです。
例えば、愛犬から寄生虫が人に移ることで重篤な健康問題を引き起こしたケースがあります。
Chomel教授は、特に小さな子供や免疫力が低下している人は、犬と一緒に寝ることを避けるべきだと強く推奨しています。
さらに、愛犬と人間の健康を守るためにも、愛犬用のベッドを用意し、人間のベッドからは離れた場所に設置することを推奨しています。
これにより、お互いに快適で安全な睡眠を確保し、日中の活動に支障が出ないようにすることが大切です。
犬はなぜ一緒に寝たがる?
愛犬はなぜ一緒に寝たがるのか、その理由は犬の自然な行動に基づいています。
犬はもともと群れを作る動物で、安全を感じるために仲間と一緒にいることが好きなんですよね。
家庭での「群れ」としての家族に対しても、同じように接近しようとするのが原因。
そのため、夜間でも飼い主の近くで寝ようとするのは、彼らにとって自然な行動なんです。
しかし、犬が飼い主と一緒に寝ることには、いくつかの問題があります。
犬が飼い主との時間を過度に求めることで、飼い主がいない時の不安やストレスが増え、これが分離不安症の原因になることも。
研究によれば、犬が過度に飼い主に依存する行動を示すと、飼い主が少しの間でも離れると、犬は過度に吠えたり、家の中で物を壊したりすることが報告されています。
このため、愛犬との健全な関係を維持するには、適度な距離感を保つことが大切。
例えば、犬用のベッドを用意して、それを飼い主のベッドのそばではなく、部屋の別の場所に設置することが推奨されます。
これにより、犬は飼い主と安心して時間を共有しながらも、自立した行動を学ぶことが可能となります。
まとめ
この記事では、愛犬と一緒に寝ることのリスクと、それを避けるための対策について詳しく解説しました。
愛犬と一緒に寝ることは一見すると魅力的ですが、健康や安全の観点から見ると多くのリスクが伴います。
愛犬との健康と幸せを長く維持するためにも、適切な対策を講じ、安全な環境を整えることが大切です。
皆さんには、この情報を参考にして、愛犬との暮らしをより安全で快適なものにするための一歩を踏み出していただきたいと思います。
愛犬と共に幸せで健康な毎日を送るために、今日からでも犬用のベッドを設置するなど、具体的な行動を始めてみませんか?