「ビションフリーゼってどんな欠点があるの?」
「飼う前に知っておきたいポイントは?」
と気になっていませんか?
ビションフリーゼはその愛らしい外見と陽気な性格で多くの人を魅了しますが、飼う前に知っておくべき欠点もいくつかあります。
たとえば、彼らは非常にフレンドリーで甘えん坊なため、しつけを誤るとわがままになりがちです。
この記事では、ビションフリーゼの欠点や魅力、性格、お世話のコツについて分かりやすくお伝えします。
読んでいただければ、ビションフリーゼがどんな犬なのかバッチリ理解できますよ!
適切なお世話とたっぷりの愛情を注げば、ビションフリーゼは家族の大切な一員として、元気に楽しく過ごせることでしょう。
ビションフリーゼの欠点7つと対策まとめ
ビションフリーゼはその愛らしい外見と陽気な性格で多くの人に愛されていますが、飼う上で注意すべき点もいくつかあります。
ビションフリーゼの欠点について詳しく見ていきましょう。
喧嘩っ早い?
ビション・フリーゼは、陽気で素直な性格を持ち、フレンドリーです。
初対面の人や他の犬ともすぐに打ち解けることができます。
穏やかで無駄に吠えることも少なく、比較的飼いやすい犬種ですね。
ただし、とても甘えん坊で、自分が中心でいたいという面もあり、それが少しわがままに映ることも。
ビション・フリーゼのしつけを誤ると、そのわがままさが増してしまい、喧嘩っ早くなることも。
また、1人で留守番するのが苦手になることもあります。
ですので、飼い主がリーダーシップを持ち、正しいしつけをすることが重要です。
対策法は?
- 正しいしつけ:
- 飼い主がリーダーシップを持ち、ビション・フリーゼにしっかりとした指示を与えることが大切です。
- 基本的なコマンド(おすわり、まて、こいなど)をしっかり教える。
- 社会化訓練:
- 子犬のうちから、他の犬や人と積極的に交流させることで、社交的で落ち着いた性格を育てる。
- 初対面の人や犬とスムーズに接するための経験を積む。
-
- 精神的・肉体的な刺激を与える:
- 毎日の散歩や遊びを通じて、エネルギーを発散させる。
- 知育玩具や訓練を通じて、精神的な刺激を提供する。
- 精神的・肉体的な刺激を与える:
これらの対策を講じることで、ビション・フリーゼが穏やかでバランスの取れた性格を保ち、飼いやすい犬として育つことができますよ。
毛がキレイなので汚れが目立つ
ビションフリーゼは真っ白い毛が特徴で、そのため汚れが非常に目立ちやすいです。
特に耳は汚れやすい部分なので、定期的に掃除をする必要があります。
ペットサロンに頼るだけでなく、家庭でもお風呂に入れて、毛の手入れをすることが大切です。
対策法は?
- 定期的な掃除:
- 特に耳の周りは汚れやすいので、毎日の掃除を心がける。
- 耳の内側もチェックし、適宜拭き取る。
- 定期的なシャンプー:
- 家庭でも定期的にお風呂に入れて、毛の手入れをする。
- 皮膚や被毛に優しいシャンプーを使用する。
- ペットサロンの利用:
- 定期的にペットサロンでプロのトリミングやシャンプーを受ける。
- サロンで耳のクリーニングも依頼する。
- 日常のブラッシング:
- 毎日のブラッシングで毛の絡まりや汚れを防ぐ。
- 毛の汚れや傷みを早期に発見しやすくする。
- 散歩後のケア:
- 散歩後は足や腹部を拭いて、泥や汚れを取り除く。
- 特に雨の日や泥道を歩いた後は、しっかりと洗い流す。
これらの対策を講じることで、ビションフリーゼの美しい白い毛を清潔に保ち、健康的な状態を維持することができます。
こまめなブラッシングが必要
ビション・フリーゼの被毛はとても長くて絡まりやすいので、毎日のブラッシングが本当に大切です。
放っておくと毛玉ができてしまって、皮膚炎の原因にもなるんですよ。
毎日、子どもたちが学校に行った後に、愛犬のブラッシングをしているという方もいるようです。
こまめにお手入れしてあげることで、いつも綺麗で健康的な状態を保てますし、愛犬も気持ちよさそうです。
さらに、1ヶ月に一度はトリミングに連れて行って、プロのお手入れを受けさせることも大事です。これで、愛犬もいつもベストな状態をキープできますよ。
対策法は?
- 毎日のブラッシング:
- 長く絡まりやすい被毛を防ぐために、毎日ブラッシングを行う。
- 特に毛玉ができやすい部分(耳の後ろ、脇の下、足の付け根など)を重点的にケアする。
- 適切なブラシの使用:
- 被毛に適したブラシやコームを使用する。
- 毛が絡まりにくく、皮膚を傷つけないようなブラシを選ぶ。
- 定期的なトリミング:
- 1ヶ月に一度はトリミングに連れて行き、プロの手で整えてもらう。
- トリミングでは被毛の長さを整え、毛玉や汚れをしっかりと除去してもらう。
- 皮膚の健康管理:
- 毛玉ができると皮膚炎の原因になるため、毛玉を早期に発見し、取り除く。
- 皮膚の状態を定期的にチェックし、異常があれば早めに対処する。
- ブラッシングの習慣化:
- 家族全員で協力して、毎日のブラッシングを習慣化する。
- 子どもたちが学校から帰ってきた後など、決まった時間にブラッシングを行うことで、継続しやすくする。
これらの対策を実行することで、ビションフリーゼの被毛を綺麗で健康的に保ち、愛犬も快適に過ごせるようになります。
流涙症になりやすい
ビションフリーゼを飼っている方に特に注意していただきたい病気が「流涙症」です。
この病気は、涙が止まらなくなってしまうもので、ビションフリーゼがかかりやすいと言われています。
ひどくなると手術が必要になることもあるため、早めの対処が重要です。
流涙症は命に直接関わるわけではありませんが、ペットにとってはとても辛いものです。
目の健康が損なわれると、視力が低下し事故に巻き込まれるリスクも高まります。
ふわふわした毛が目に入って不衛生になりがちなため、こまめに目の周りをチェックし、涙や目ヤニを清潔なガーゼで拭き取ってあげましょう。
対策法は?
- 目の周りの定期チェック:
- 毎日、ビションフリーゼの目の周りを観察し、異常がないか確認する。
- 涙や目ヤニが多い場合は、早めに対応する。
- 涙や目ヤニのケア:
- 清潔なガーゼやコットンで、こまめに涙や目ヤニを拭き取る。
- 目の周りを常に清潔に保つことで、細菌の繁殖を防ぐ。
- 定期的な獣医の診察:
- 定期的に獣医師に診てもらい、目の健康状態をチェックする。
- 流涙症の初期症状を早期に発見し、適切な治療を受ける。
- ふわふわした毛のカット:
- 目の周りの毛が目に入らないように、定期的にトリミングする。
- 専門のトリマーに相談して、適切なカットを行う。
- 早めの対処:
- 流涙症の症状が見られたら、放置せずに早めに獣医師に相談する。
- 症状がひどくなる前に対処することで、手術のリスクを減らす。
- 適切な環境作り:
- 目に異物が入りにくい環境を整える。
- ホコリや花粉などが少ない場所で過ごさせる。
これらの対策を実行することで、ビションフリーゼの目の健康を守り、流涙症のリスクを減らすことができます。
おりこうなので、逆にストレスをためやすい
ビションフリーゼは、SNSやネット上でよく「ストレスをためやすい犬種」として話題に上がります。
特に、彼らの愛らしい外見とフレンドリーな性格が理由で、多くの人に可愛がられるため、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまうことがあるようです。
ツイッターやインスタグラムでは、ビションフリーゼの飼い主たちが「うちの子は八方美人だから、他の犬や人に会うたびに疲れてしまうみたい」といった投稿をしています。
また、「感情を隠す性格なので、気付かないうちにストレスを抱えてしまうことがある」といったコメントも多く見られます。
そのため、飼い主の皆さんは、ビションフリーゼのストレスサインを見逃さないようにすることが大切です。
例えば、イライラしている様子や食欲不振、寝不足などが見られたら、リラックスできる環境を作ってあげることが必要です。
ネット上でも、「ボール遊びや散歩など、体を動かすことでストレス発散を心がけている」というアドバイスが多く見られます。
対策法は?
- ストレスサインの観察:
- イライラしている様子、食欲不振、寝不足などのストレスサインを見逃さないようにする。
- 日常の行動や表情を注意深く観察する。
- リラックスできる環境作り:
- 静かで安心できるスペースを用意する。
- お気に入りの場所やクッション、ベッドを整えて、安心して過ごせる環境を作る。
- 適度な運動と遊び:
- 毎日の散歩やボール遊びなど、体を動かす時間を設ける。
- 室内でもおもちゃを使って遊んであげることで、ストレス発散を図る。
- 適切な社会化:
- 無理のない範囲で他の犬や人と接触させ、適度な社会化を進める。
- 過度な刺激を避け、ビションフリーゼのペースに合わせた社会化を行う。
- 一人の時間をサポート:
- 短時間のお留守番から徐々に慣れさせ、一人でも安心して過ごせるようにする。
- 留守番の際には、テレビをつけておいたり、一人で遊べるおもちゃを用意する。
- 飼い主とのコミュニケーション:
- 飼い主と積極的にコミュニケーションをとることで安心感を与える。
- 飼い主の存在を感じさせることで、安心感を与え、ストレス軽減を図る。
- 専門家のアドバイス:
- ストレスが強い場合や対策がうまくいかない場合は、獣医師やトレーナーに相談する。
- 専門家のアドバイスを受けて、適切な対策を講じる。
これらの対策を実行することで、ビションフリーゼのストレスを軽減し、快適で健康的な生活をサポートすることができます。
毎月のトリミングがかかせない
ビションフリーゼを飼うと毎月トリミングに連れていないといけません。
これは多くの飼い主さんにとって大きな負担となっています。
トリミングにはもちろんお金がかかりますし、手間もかかります。
特に、ビションフリーゼのような特定の犬種に対応できるトリマーさんを見つけるのは大変です。
SNSでは、「新規は受け付けていません」とサロンに何度も断られてしまって困ってるという、飼い主さんの声も見かけました。
事前にビションフリーゼのトリミングが可能か調べることも大事です。
対策法は?
- 事前のリサーチ:
- トリミングが可能なサロンを事前に調べて予約する。
- SNSや口コミを利用して、評判の良いトリマーを見つける。
- 予約の確保:
- 定期的なトリミング予約を早めに確保する。
- 人気のあるサロンは早めに予約が埋まるため、計画的に予約を入れる。
- 予算の計画:
- トリミング費用を家計の一部として計画的に予算を組む。
- 毎月の費用を見積もり、必要な資金を確保しておく。
- 家庭でのケア:
- 自宅でのケアを充実させることで、トリミングの間隔を延ばす。
- ブラッシングや簡単なシャンプーを定期的に行う。
- トリマーとのコミュニケーション:
- トリマーとコミュニケーションを取り、具体的な要望やケアのポイントを伝える。
- 愛犬の状態や特性を理解してもらい、適切なトリミングを受ける。
- トリミングの技術を学ぶ:
- 簡単なカットやブラッシングの技術を学び、家庭でのケアをサポートする。
- トリマーによる指導やワークショップを受けることで、自分でもケアできるようにする。
留守番がちょっと苦手
ビションフリーゼは家族と一緒に過ごすのが大好きで、そのため留守番が苦手な犬種として知られています。
「うちのビションフリーゼは、私が外出するたびに寂しがってしまう」とお悩みの飼い主さんも多いようです。
急に長時間の留守番をさせると、飼い主に捨てられたと感じてしまい、ストレスが溜まることが多いようです。
その結果、無駄吠えや家具の破壊などの問題行動を起こしてしまうこともあります。
まずは短時間のお留守番から徐々に慣れさせることが大切です。
飼い主がいない間に安心して過ごせるようなハウスを用意してあげたり、テレビをつけておくと、不安を軽減できるという声も多いです。
また、一人で遊べるおもちゃを普段から与えておくと、留守番の際にも役立ちます。
留守番がうまくできたときは、しっかり褒めてあげることも大切。
褒められることで安心し、次の留守番も頑張ってくれるようになります。
対策法は?
- 短時間から慣らす:
- まずは短時間の留守番から始め、少しずつ時間を延ばしていく。
- 徐々に慣れさせることで、長時間の留守番にも対応できるようにする。
- 安心できる環境を整える:
- 留守番中に安心して過ごせるようなハウスやケージを用意する。
- ハウスにはお気に入りの毛布やクッションを入れて、快適な空間にする。
- 環境音を利用する:
- 飼い主が不在の間、テレビやラジオをつけておくことで、犬が安心できるようにする。
- 音があると寂しさを感じにくくなり、不安を軽減できる。
- 一人遊び用のおもちゃ:
- 留守番中に遊べるおもちゃを用意する。
- 知育玩具やおやつが出てくるおもちゃなど、犬が長時間楽しめるものが良い。
- 褒めることを忘れずに:
- 留守番がうまくできたときは、帰宅後にしっかりと褒めてあげる。
- 褒めることで、次の留守番も安心して過ごせるようになる。
- 短期間のトライアル:
- 長時間の外出前に、短期間の外出で犬の反応を確認し、問題行動がないかチェックする。
- 問題が発生した場合は、対策を考える時間を持つ。
- 留守番の前に運動:
- 留守番前に十分な運動をさせて、疲れさせることで留守中にリラックスさせる。
- 散歩や遊びを通じてエネルギーを発散させておく。
ビションフリーゼの魅力
ここでは、ビションフリーゼの魅力をたっぷりお伝えします。
欠点もたくさんありますが、欠点が気にならないぐらい魅力的な長所もたくさんあるんですよ。
とっても賢い
ビションフリーゼは「騒がしい犬種」と思われがちですが、実はとても賢く、無駄吠えは少ない犬種です。
ネット上でも、「うちのビションフリーゼは、感情を伝えるために必要な時だけ吠える」といったコメントをよく見かけます。
ビションフリーゼの吠える理由は、主に喜びや興奮、時には不安や要求を伝えるためです。
そのため、特定の状況での吠え声は彼らのコミュニケーションの一部として理解することが重要です。
また、この犬種は非常に賢く、訓練を通じて無駄吠えを減らすことができます。
適切なしつけと一貫したトレーニングを行うことで、環境に適応し、静かに過ごすことができるようになります。
「トレーニングを行ったら、無駄吠えが減って落ち着いた」といった成功体験が多くシェアされています。
さらに、ビションフリーゼが安心して過ごせる環境を提供することも大切です。
日常のルーチンを作り、安定した環境を保つことで、彼らの不安を軽減し、落ち着いた行動を促すことができます。
ビションフリーゼは、適切な教育と愛情をもって接することで、静かで落ち着いた家庭の一員になることができます。
臭いがあまり気にならない
ビションフリーゼは、巻き毛とふわふわの被毛が特徴ですが、体臭が少ないことで知られています。ネット上でも、「ビションフリーゼは匂わないから飼いやすい」という意見がよく見られます。
この理由は、ビションフリーゼの毛が非常に密で、皮膚からの分泌物が毛の中に閉じ込められるため、匂いが外に出にくいからです。
その結果、他の犬種に比べて体臭が少なく感じられるのです。
ただし、密な被毛は汚れや湿気がたまりやすく、適切にケアしないと匂いの原因になります。ビションフリーゼの毛はカールしており、汚れや細菌がつきやすく、毛玉もできやすいです。
そのため、定期的なブラッシングやシャンプーが重要です。
少なくとも月に一度、理想的には2〜3週間に一度はお手入れをすることが必要です。
お散歩後や特に匂いが気になる時は、ペット用の消臭スプレーや除菌剤を使うと効果的です。
また、ビションフリーゼは皮膚が敏感で、特に湿度が高い環境では皮膚病になりやすいです。
皮膚病は不快な匂いを引き起こすことがあるため、皮膚の健康を保つことが重要です。
適切なケアと健康管理を行うことで、ビションフリーゼの体臭の少なさを維持できます。
しっかりとしたお手入れで、彼らの美しい白い毛を清潔に保ち、快適に過ごせるようにしましょう。
いろんなカットを楽しめる
ビションフリーゼは、カールした毛が特徴で、色々なカットスタイルが楽しめます。
全身を均等にカットする「パピーカット」が人気ですが、他にも個性的なカットが可能です。
例えば、顔周りを長めに残して、体を短くカットすると、ぬいぐるみのような可愛らしさが引き立ちます。
また、足の毛を少し長くして「ブーツカット」にするのも、ビションフリーゼの魅力を増します。
大切なのは、ビションフリーゼの毛質を理解し、適切なケアを行うことです。
カールした毛は絡みやすいため、定期的なブラッシングやプロのトリミングが必要です。
カットは見た目を整えるだけでなく、ビションフリーゼの快適さと健康を保つためにも重要です。
カットする際は、専門のトリマーに相談することをおすすめします。
彼らはビションフリーゼの毛質に詳しく、愛犬に最適なスタイルを提案してくれます。
定期的なグルーミングは、ビションフリーゼの皮膚や被毛の健康を守り、皮膚トラブルを防ぐ手助けとなります。
ビションフリーゼのカットは創造力を発揮し、愛犬の魅力を引き出す楽しい時間です。
ただし、適切なケアと専門知識が必要です。
愛犬の健康と幸福を最優先に考え、カットを楽しみましょう。
ビションフリーゼの特徴
ビションフリーゼをお迎えしたい家族にとって、魅力や欠点を知ることは大事ですよね。
ここでは、実際に購入する場合の値段などビションフリーゼの特徴についてお伝えします。
値段は?
ビションフリーゼの子犬の価格は、平均して20万円から30万円くらいです。
購入する場所や血統、体型、性別、健康状態によって、値段は異なります。
ペットショップの価格:25万円から60万円
ブリーダーの価格:30万円から60万円
ペットショップは仲介手数料がかかるため、価格が高くなることがあります。
ブリーダーの場合、血統が良いと価格が高くなる傾向があります。
平均より安い場合、健康に問題がある可能性があるため、購入前に販売先の評判や子犬の情報を確認することが重要です。
どれぐらい大きくなる?
ビションフリーゼは、体長が体高より少し長く、しっかりした骨格を持つ小型犬です。
JKC(ジャパンケネルクラブ)による基準では、成犬の理想的な体高は25〜29cm(オスは1cmまで、メスは2cmまで許容される)で、体重はバランスの取れた約5kg前後が理想とされています。
生まれた時の体重は150〜200g程度で、人の手のひらに乗るくらいの大きさです。
生後3ヶ月で体重は3kg、生後6ヶ月で4〜6kgほどに成長します。
ただし、成長には個体差があり、生後3ヶ月で体重が1kg台の子もいれば、3kg台の子もいます。
6ヶ月を過ぎると体重の増加は緩やかになります。
寿命も気になる
ビションフリーゼの寿命は、通常12〜15年ほどです。
小型犬としては一般的な長さで、最高齢では21歳まで生きた記録があります。
これを人間の年齢に換算すると約100歳になります。
愛犬が健康で長生きするためには、適切な食事と快適な生活環境が欠かせません。
さらに、定期的な健康診断を受けさせることで、病気の早期発見と治療ができますよ。
散歩の時間はどれぐらい?
ビションフリーゼは本当に元気いっぱいで、遊びが大好きなワンちゃんです。
運動不足になるとストレスを感じやすいので、毎日の散歩がとても大切なんです。
散歩だけじゃなくて、室内でおもちゃを使って遊んであげると、とても喜びますよ。
この子たちは小型犬なので、長時間の散歩は必要ありません。
1日2回、朝と夕方に各10〜15分ほどが理想的です。
特に子犬の場合は、ワクチン接種が終わってからお散歩を始めるのが安全です。
病原菌や細菌から守るために、これはとても重要なことです。
もしワクチンが完了する前に外に出したい場合は、地面を歩かせずに抱っこして外の空気に触れさせたり、他の犬との接触を避けるようにしましょう。
ビションフリーゼとの楽しい時間を過ごすためにも、毎日の散歩を大切にしてくださいね。
ビションフリーゼがかかりやすい病気
ビションフリーゼは遺伝的な病気が少ない純血種の愛玩犬として珍しい犬種です。
でも、気をつけなければならない病気もいくつかありますので、ご紹介しますね。
流涙症
目に刺激が加わると常に涙が出る病気です。結膜炎を併発することもあります。
目が赤くなっていたり、涙や目やにが多いときは、すぐに獣医さんに見てもらいましょう。
膝蓋骨脱臼(パテラ)
膝のお皿の骨がずれてしまう病気です。
症状は4段階に分けられ、軽い場合は普段の生活に大きな影響はありませんが、重くなると常に脱臼していて歩くのが難しくなり、手術が必要になります。
遺伝的な要因や、事故、高所からの落下などが原因です。
急性湿潤性湿疹
アンダーコートが密生しているため、高温多湿の環境で皮膚が蒸れて雑菌が繁殖しやすい病気です。
痒みで掻きむしる、舐める、脱毛や膿が見られたら、急いで動物病院に行きましょう。
外耳炎
ビションフリーゼは垂れ耳で耳の中にも毛が生えているので、蒸れやすくて細菌が繁殖しやすいです。
耳垢が増えたり、耳が臭うと感じたら、早めに獣医さんに相談しましょう。
尿路結石
尿の成分が結晶化し、尿道に結石ができる病気です。
血尿や頻繁にトイレに行くのに少量しか排尿しない、排尿時に痛がる、おしっこの臭いがいつもと違うなどの症状が見られたら、早めに動物病院で診てもらいましょう。
動物の治療費は自己負担なので、大きな病気にかかると金銭的な負担が大きくなります。
愛犬のために、ペット保険に加入しておくと、自己負担額が減るので安心ですよ。
ビションフリーゼの欠点や魅力のまとめ
ビションフリーゼとの生活は、その愛らしい外見と陽気な性格が日々の癒しとなりますね。
この犬種は健康管理やケアに少し手間がかかりますが、その分だけ絆も深まるはずです。
毎日のブラッシングや定期的なトリミングで、美しい毛並みを保ちましょう。
また、運動不足やストレスを避けるために、毎日の散歩や遊びの時間も大切にしてください。
病気の兆候に気づいたら、早めに獣医さんに相談することも大切です。
しっかりとしたケアと愛情を注ぐことで、ビションフリーゼは家族の大切な一員として、健やかに過ごせるようになりますよ。
愛犬との楽しい時間を、どうぞお楽しみくださいね。